日経新聞朝刊2026年8月3日に「AI嫌い、右派も左派も」という記事があり、
「米国は右派と左派の分断で語られてきた。中間選挙の現場を歩くと分断の先の世界が見えてくる。米国の成長の柱である人工知能(AI)もその一つ。AIブームは「恩恵なき熱狂」ではないのかとの疑念が右派と左派を結びつけている。
東部ペンシルベニア州フィラデルフィア。郊外にある人口3万人の小さな街で7月、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)が建設するAI向けデータセンターを巡る住民説明会が紛糾した。
「恥を知れ」。フォールズ郡区の高校には数百人の住民が集まり、怒号が飛んだ。「利益を得るのは誰か」「AIは差別を助長する」。質疑だけで3時間に及んだ説明会でにじんだのは、住民のAIやビッグテックへの不信感だった。」
とありました。
テック大手による「AI設備投資」は空前規模の計画になっていますが、意外とデータセンター建設の地元住民がネックとなり、立ち上がりが難しくなるのかもしれませんね。
確かに考えてみると、データセンターが建設されても雇用は限定的でしょうし、環境的にも疑問でしょうし、地元住民への恩恵は少なそうなので、説明会の紛糾も分かる気がしますね。
一方、テック各社はインターネット空間での振る舞いは上手だと思いますが、データセンターをリアルに各地で建設するとなると地元への根回しが必要なので、苦手な会社も多そうです。

