お金の使い方

続・ユニクロの静かな値上げ

以前(記事はこちら)、ユニクロジーンズの値上げを確認しましたが、今回の銀座での店頭チェックでも、オックスフォードシャツが「2990円」から「3990円」に値上げしてました。ジーンズと同様にプライスタグをシールで上貼りする「静かな値上げ」です...
お金の使い方

当分厳しそうな40代50代事務職

日経新聞朝刊2025年7月17日に、「企業の稼ぎが賃金に回っていない。労働分配率は2024年に53.9%となり、1973年以来51年ぶりの低水準だった。 労働分配率は企業が生んだ付加価値に対する賃金(経常利益、人件費、減価償却費、支払利息を...
お金の増やし方

資産形成と消費支出の好循環

日経新聞朝刊2025年7月16日に、「「シニア層が再びクルーズの旅に戻ってきている」2024年の日本人のクルーズ乗客数は22万4千人で前年比+14%増えた。百貨店の個人外商の売上高も同+6%増え、今年度も順調に推移する。 堅調な資産価格がシ...
お金の増やし方

不穏な日米の長期金利動向

私は日経新聞とモーニングサテライトで毎朝「日米の長期金利」をチェックしているのですが、日本の10年国債金利が直近で「1.6%」近くまで上がってきました。これは「今夏の参院選結果が織り込まれ始めている」「日銀の追加利上げが9月の可能性あり」と...
お金の使い方

スモンビーとFIRE

日経新聞夕刊2025年7月14日に、「歩きスマホのことを欧米圏では「スモンビー」と呼ぶ。英語の「スマートフォン」と「ゾンビ」を合わせた造語で、顔を下に向け、スマホの画面をうつろなまなざしで見つめながら歩いている人が街をさまようゾンビにそっく...
お金の増やし方

起業中毒とドーパミン

「起業中毒」(ニール・シーマン著・東洋経済社)という本を読みました。「ドーパミンの調整が大きく乱れると、物事について理性的に判断できなくなり、懸命に決断する力が失われがちになる。 リスクと報酬の認識が歪み、通常なら喜びをもたらすものが、哀し...
お金の使い方

我慢すればいいことがある?

プレジデント2025年8月1日号に養老孟司氏が、「講演なんかでお客さんを観察していると、仕事をリタイアしたあとに趣味はないし友達もいなくて、何をしたらいいかわからないような中高年の男性は最初から最後までとにかく機嫌が悪い。 「なんで年配の男...
お金の使い方

引き下げデモクラシー

日経新聞朝刊2025年7月11日に千葉大学の水島治郎教授が、「2005年に当時の小泉首相が郵政民営化の実現を唱え衆院を解散し選挙で大勝した。族議員や公務員らが既得権を得ているという不満が小泉政権への投票につながった。 また米国現政権は、リベ...
お金の増やし方

米若者「家より投資」

日経新聞朝刊2025年7月10日に、「米著名ストラテジストが「若者が手の届かない住宅購入の代わりに株や仮想通貨で将来に備えている」と分析したレポートが話題になっている。 実際に株や仮想通貨を扱う証券株指数を住宅株指数で割った比率はリーマンシ...
お金の使い方

ドイツ人の時間の使い方

「ドイツ人の時間の使い方」(松井温子著・SBクリエイティブ)という本を読みました。「長年両方の文化を見てきて、ドイツ人は「自分軸」思考、日本人は「他人軸」思考という大きな特徴があるように思う。「自分軸」というと自分勝手なエゴイズムと誤解され...