日経新聞夕刊2026年7月17日にブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が、
「証券投資に限ったことではないが、成功体験はしばしば次の失敗を招くことがある。ある投資家がこれから景気が悪化するとみて、下がりかねない株式を売却したとする。その直後から株安と不況の到来が実現すれば、自身の見識に自信を深めるだろう。そうして成功した投資家は、次は最安値で株式を買い戻そうともくろむかもしれない。
景気はそう急には好転しないものだ。一方で市場は先読みして動く。景気の最悪期を脱したとみれば、不況であっても株価は底を打って上昇へ向かうことがよくある。
しかし株安を的中させたとの成功体験から目が曇り「まだ景気は低迷している。足元の株価上昇は一時的な反発に過ぎない」と判断し、買いを見送ってしまう。またたく間に株価は売却時の水準を上回り、「こんなことなら高値で売らずずっと株式を持っていればよかった」と後悔しかねない。新型コロナウイルス禍での素早い株価回復はこうした事例の典型だ。
こうした事態を避けるには、「ステイ・イン・ザ・マーケット」の姿勢も有効だ。すなわち株式を売却して市場から一旦退出することなく保有し続ける、あるいは毎月積み立てで買いためていくやり方だ。成功体験から判断を誤るよりはましだともいえる。」
と書いてました。過去からよく言われる話ですが、現在も本質的に変化が無いということですね。
私もFIRE実行にあたって、株式投資は、個別株やタイミング投資とは縁を切り(記事はこちら)、NISAやiDeCoと特定口座でそれぞれ「オルカン」の毎月積立を実行するやり方に変えました。
それで不満は無いのですが、弱点は「かなり退屈」なことですね(苦笑)。その退屈さから来るエネルギーは「お金の増やし方」ではなく「お金の使い方」に集中させるようにしてます。
