お金の使い方

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「身軽な母」と「財ある義父」

週刊ポスト2025年10月31日号に俳優の布施博氏が、「母と義父の介護を経験したのですが、初めは母でした。母は身軽で、クレジットカードも持っていなかったし、所有する不動産もなかった。銀行口座もひとつだけで、物忘れ対策のためかキャッシュカード...
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小売現場からの最新メッセージ

日経新聞朝刊2025年10月16日に日本の小売大手トップの最新コメントが掲載されてました。「消費者は一昔前より余計なものを買わずに必要なものだけを買う」(ウェルシア)「物価高で買い上げ点数が昨年を下回っている」(しまむら)「消費者はやむをえ...
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ポピュリズムの養分

日経新聞朝刊2025年10月15日に東京大学教授・板橋拓己氏が、「ポピュリズムの勢いが増している要因としては、グローバル化の進展が大きい。1990年代、地球規模でヒト、カネ、モノが自由に動き、貧しい人々に豊かになる機会、様々な恩恵を提供した...
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悩まない人の文章は毒がなく深みがない

日経新聞夕刊2025年10月14日に日本取引所グループ取締役会議長の木下康司氏が、「文書をきちんと書けるかが一人前かどうかの分かれ目で、若い人の中には考えすぎてどうしても文書が書けずうつ状態になる者もいた。先輩に教わった極意は、とにかく1枚...
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東京の料理人は減っていくのか?

日経新聞朝刊2025年10月13日に、「美食大国、日本の将来に影が差している。担い手である調理師の免許交付数が2023年度までの10年間で4割減り、一層減る可能性もある。 厚生労働省によると23年度の調理師免許交付数は約2万4000人と10...
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憎悪の経済学

日経新聞朝刊2025年10月12日に、「憎悪と経済の関係を深掘りした英ブラッドフォード大のキャメロン教授は、憎悪が単なる心理的、社会的現象でなく「効用の最大化」という経済学の基本原則から理解できると説く。 ポイントは「効用」が物理面・金銭面...
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ハードワークか無職か

日経新聞朝刊2025年10月11日にサッカーの岡田武史氏が、「師事したドイツ人監督が解任されクラブを去る際、誘われて2人で食事をした。いろいろ話す中で彼は一切愚痴をこぼさない。私が当時の日本サッカーの感覚で「解任は納得できない」と話すと、彼...
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50歳からの美食入門

「50歳からの美食入門」(大木惇夫著・中公新書クラレ)という本を読みました。「平日はほぼレストランに足を運ぶ生活を長い間続け、30年以上にわたってあらゆる種類の外食を経験してきました。 そんな日々の中でいつも思ってきたのが、なぜこんなに楽し...
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何にいくら使ったか(2025年1-9月)

データが出揃ったので、2025年1-9月に「何にいくら使ったか」をまとめてみます。<2025年1-9月の個人支出実績>※「家族」は家族関係支出の私負担分、「個人」は純粋な個人支出分です。月額(円)家族個人合計%食102,50325,6721...
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失敗すれば大恐慌

日経新聞朝刊2025年10月8日にコンサルタントの齋藤ジン氏が、「この30年間の徹底した自由貿易は歴史的には特殊な環境だった。今は時代の枠組みが変わる「パラダイム転換」に備えるべきだ。 自由貿易そのものを追求することが正しいという時代は終わ...