日経新聞朝刊2025年10月28日にサッカー日本代表元監督の岡田武史氏が、
「武道や伝統芸能の世界で使われる「守破離」というプロセスは、選手育成やチームづくりと重なることも認識できた。
「守」はサッカーの原則を精選したプレーモデルを16歳くらいまでに学ぶこと。それらの中から最適解を選んで試合で使えるようになることが「破」なら、「離」は本能や直感であたかもプレーしているかのように見せられる境地に届くこと。
その道筋は私が常に念頭に置いてきた「生き生きとしたチームづくり」につながると思う。」
と書いてました。一般的に「守破離」は、
守(しゅ):師匠や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階です
破(は):身につけた基礎を土台に、他の師の教えも学び、より洗練させて基本を破り応用する段階です。これは「型破り」の語源にもなっています。
離(り):師の教えや型から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階です。
という説明になっているようです。
私も、FIREしてから様々な選択肢から絞り込んでいき、平日の過ごし方(記事はこちら)の「型」がほぼ固まり、「春・夏・秋・冬」の季節性も経験し、その過ごし方にとても満足してました。
ところが、最近になって、新たな「身体や心の声」が聴こえることが増え、その声に従った「食後のコーヒー習慣」(記事はこちら)や「街の歩き方」などの変化が起こるようになりました。
街の歩き方も、今までは「大手町」「神田」「日本橋」という別の目的で行ってた街が、「点」から「面」に変化し、三つの地域を広域で楽しむという想像しなかった過ごし方になりました。
それ以外にも今までの「型」から外れた新しいアイディアが日々生まれ、どうやら私のFIRE生活も「守」から「破」のフェーズに変化してきたようです。今は「型破り」を楽しむ段階ですかね。
全体として「快適さ」は増しているので、その変化に問題はないのですが、その先にある「離」の「あたかも本能や直感で過ごしているようなFIRE生活」とは、どんな生活なのだろうか・・・
当面「型破り」を楽しみながら、「離」に備えて「本能と直感」を磨いておこうと思います(?)

