【サラリーマン時代】牧歌的な始まりだった20代

お金の使い方

退職間近ですが、「サラリーマン時代」を振り返ってみようと思います。まずは20代。

私は大学卒業後、東京に本社がある大手電機メーカに入社しました。就職氷河期だったのですが、運にも恵まれて就職活動は比較的うまくいきました。関西の電機メーカにも内定を貰ってたのですが、そっちに就職してたら全く違う人生だったのだろうな・・・

入社した会社は、当時の新卒就職人気ランキングトップクラスの会社でした。福利厚生もしっかりしていて、特に独身寮が完備されていたのが経済的には大きかったです。月2万円くらいで、家賃・光熱費・朝夕食費用がカバーされてました。

ただ、よくある話ですが、新卒就職人気ランキングで上位になった企業はその時ピークなことが多く、私が入社した会社もその後リストラの嵐が吹きました。実際、福利厚生も大幅縮小して、独身寮も無くなりました。私の世代までが、ぎりぎり昭和の大企業正社員メリットを享受できた印象です。

新卒配属は関東にある工場で、そこで資材調達や生産管理の業務をしてました。今考えると牧歌的な環境で、のんびり業務をこなしてましたね。毎週末、独身寮の同期と遊んでました。私は文系なのですが、理系の同期が多く、実直なナイスガイばかりでした。そんな日常も入社3年後に、大きく変わります。本社の経営企画に異動となった為です。

本社の経営企画は工場とは全く違う雰囲気で、上司も変人ばかりでした。特に直属の課長がかなりのパワハラ上司だった為、一気に仕事が息苦しくなります。主任クラスだった先輩たちと毎晩のようにその上司の愚痴を言いながら居酒屋で飲んでましたね。ただ、都心のきれいな本社ビル勤務や業務上必要とされたロジカルシンキングや関連部門調整能力の習得など、良い面もありました。

また、結婚や持ち家(マンション)購入などもこの時期でした。当時、新築マンション価格は今と比べるとかなり安価だったです。私はまだ20代でしたが、思い切って住宅ローンを組んで、マンション購入に踏み切りました。私自身はどちらかと言うと賃貸派だったのですが(特に隣人リスクを気にしてました)、今考えると経済的には正解だったかもしれません。

そんな感じで、私の「牧歌的な始まりだった20代」が過ぎます。

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