FIRE後の投資との距離感

お金の増やし方

日経ヴェリタス2025年3月30日に投資コンサルタントの岩崎日出俊氏が、

「お金は重要だが、お金に支配される人生は貧しいものになる。
 たとえばちょっとした時間があれば、仕事中でも、あるいはレストランで食事を楽しむ際にも、株価や為替が気になってスマホをのぞいてしまう人がいる。彼らは何か重要なものを見失っているかもしれない。
 プロのトレーダーは投資で成功する最大の要素は『勝ち逃げ』だと理解し、引き際を知っている。一方、個人は引き際を知らず、乱高下する相場に人生の貴重な時間を奪われ、疲れ切って終わることも多い。一時的に勝ったとしても引き際を見誤って、元の木阿弥となる例は枚挙にいとまがない。これが、ゼロサムが支配するトレーディングの世界だ。
 一方で投資の世界は、トレーディングとは違う。時間の経過とともに市場全体が大きくなるプラスサムの正解だ。個人投資家としては、トレーディングよりも投資の世界にいた方が生活の質を高められるし、良い結果につながるように思う。」

という記事を書いてました。

私は金融資産約1億円でFIREしましたが、うち4000万円は個別株投資、3000万円はタイミング投資、残り3000万円がインデックス投資と貯金での資産形成でした(記事はこちら)。

FIREやリタイアするまでの資産形成期は第二の青春みたいなもので、ハラハラしながら色々な投資法にチャレンジするのも悪くないと私は思ってます。自分に向いてて才能がある投資法が見つかるかもしれませんし、試行錯誤から学ぶことも多いと思うからです。

ただFIRE後は、資産形成期から資産活用期にステージが変わるわけで、投資との距離感を私自身は大幅に見直しました。その結果、金融資産は「キャッシュ(含日本国債)とオルカンのみ」(記事はこちら)というディフェンシブで退屈なものになってます。殆どハラハラしません(苦笑)

というのも、金融資産のうち70%を個別株やタイミング投資で形成した後に感じたのは、結局「運の影響力の大きさ」で、私自身はその再現性は低いと思ったからです。「大部分は運が良かっただけ」それが率直な感想でした。

岩崎氏の「トレーディングよりも投資の世界にいた方が生活の質を高められるし、良い結果につながる」という意見は私も賛成ですし、特に広く分散した「株式」を資産に組み入れることは長期的な金融資産の保全やインフレ対応力の向上等の恩恵を受ける確率を高めると思います。

それらを踏まえると、FIRE後の投資との距離感は「ディフェンシブで退屈」なくらいがちょうど良いのでは、というのが私の意見です。例えば、キャッシュとオルカン積立だけならば、投資に奪われる時間はほぼゼロですし。

とは言え、街歩きしていると、たまに「アナリストがカバーしてない日本の中小型株を対象に、独自リサーチで個別株投資してみると面白いかも」という考えが浮かぶんですが、その膨大な労力と消費時間を考えると割に合わないな、と思ってそのアイディアを却下してたりはしますけども・・・(まだ投資に未練があり、ハラハラしたいんですかね。苦笑)

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