資産を消費して幸福になることが目的

お金の増やし方

日経新聞朝刊2024年10月11日の「消費あっての資産運用立国」というコラムで、

「資産運用は手段に過ぎず、資産を消費して幸福になることが目的のはずだ。投資理論でも生涯を通して消費を増やすことを資産運用の目的関数としている。日本人は消費を我慢して、個人の幸せをあきらめているようにみえる。」

というフレーズがありました。

「個人の幸せをあきらめている」は少し大げさな表現に思えますが、「内閣府がまとめた2024年度の経済財政報告によれば、老後に備えてためた金融資産が85歳以上でも、ピークの60代前半から平均1割強しか減っていない」という調査もあるようですし、やはり日本人の多くは「お金の使い方」が今ひとつなのかもしれません。

「DIE WITH ZERO」はヒットしているものの国内発行部数は2024年10月現在でも40万部弱らしいですし、資産運用の目的やお金の使い方について考え抜いて、実際に実行している人はまだまだマイノリティなんでしょうね・・・

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