FIREをして思ったのは、資産形成期は「第二の青春」なのかもしれないということです。
グラフは私が社会人になってから現在までの金融資産の推移ですが、やはり数字の背景に数々の思い出があります。ITバブルやリーマンショックといった暴落期の記憶がより鮮明ですが、AmazonとGoolgeに思い切って個別株投資した2010年頃や、コロナショックの際の2020年3月にかなりの集中投資した成功体験もよく覚えています。
ただ、資産運用全体を振り返ると、「運の影響力」の強さを実感せざるを得ません。自分が20代の時「ネット証券」が立ち上がり、コストや商品を中心に「投資環境」が大幅に改善されたことや、リーマンショック後は米国株を中心に基本「右肩上がり」の相場であったことが大きいと思います。時期に恵まれました。
振り返ると、サラリーマンを続けながら投資に励んだ資産形成期は「第二の青春」と感じる思い出深いものになりました。リタイアして資産形成期が終わったこれからも資産運用は続けますが、FIREした今は「想定より大きく減らさない」が第一の目標になっており、資産形成期のように目標に向けてハラハラするようなことも減ることでしょう。
今、資産形成期のまっただ中にいる方もそれより若い世代の方にとっても、現在の投資環境も悪くないと思います。新NISAの1800万円枠もうまく使えば、税金の負担なく新NISAだけでFIREできるかもしれません。またオルカンのように理想形に近い投資商品も今は揃ってます。
ぜひ「第二の青春」をハラハラしながらも、夢や目標実現に向けて楽しんで頂ければ、と思います。
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