「オルカン一択」再検討の時

お金の増やし方

日経新聞朝刊2026年8月22日に「オルカン人気の中で見逃されがちの点」として、

「第一に、オルカンには債券が含まれていない。現在、国債利回りは3%近くに上昇している。金利がさらに上昇する可能性はあるものの、資産分散や景気循環を考えれば、国内債券への投資は検討する価値が出ている。
 第二に、オルカンの構成比率の6割超は米国株が占めている。米国は成長力が高く、企業も変革力と競争力に優れる半面、株価には割高感もみられる。予想PER(株価収益率)は短期的な相場予測には必ずしも有効ではないが、長期投資を考えるうえでは有用な尺度である。今後の米国株のリターンは他地域を下回る可能性も否定できない。また、過去数年間の高い運用成果には円安が寄与した。構造的な円安を予想する見方もあるが、現在の円相場には割安感がある。将来的に円高へ転じる場合、円ベースのリターンが押し下げられる。
 第三に、オルカンは2500銘柄近くに投資しているが、見かけほど分散されていない。参照指数は時価総額加重方式で算出されるため、少数の巨大テック企業の値動きが全体に大きく影響する。時価総額上位10銘柄の構成比は2割を超えており、一部の大型株への依存度が高い。」

とありました。

私自身は、もし株式の平均リターンが欲しいなら「オルカン一択」がファイナルアンサーになっていると思います。ただ、金融資産を100%オルカンにするのがベストだとは思ってません。

債券なら「個人向け国債変動10年」という個人の特権もありますし、持ち家ではない人にはJ-REITもありでしょうし、法定通貨を信用できないなら金やビットコインもありでしょう。

結局、これらの選択はその人の投資哲学やリスク許容度によって変わると思います。単に「株式の平均リターン」を求めるなら現時点で「オルカン」が最も優れているのは事実になりそうですが。