日経新聞朝刊2025年9月9日にサンリオの辻朋邦社長が、
「広義の「エンタメ」や『推し活』に対するお金の使い方が変わってきました。昔は家計の余剰のところで消費をしている感じでしたが、エンタメ消費という枠が生まれ、消費者が使えるお金全体のなかで比率が高まってきたと思います。そのため物価高などの影響を受けにくいのでしょう」
とコメントしてました。「エンタメ」や「推し活」の消費枠が拡大しつつあるんですね。
「消費者のSNSへの発信も大きな特徴です。商品開発は『かわいい』ことが最終ゴールでしたが、いまはそこにとどまらず、写真を撮って人に見せたくなり、SNSに載せたくなる商品を目指します。特にZ世代は拡散力が大変強く、この層に売り込むことが大事です」
ともコメントしており、「推し活」消費と「SNS」は密接な関係があるようです。
私自身、振り返ると「アイドル」にハマったこともなく、特定の「人物」や「キャラクター」のグッズを収集したこともありません。私はどうも「推し活力」が弱いようです。
一方「エンタメ」の消費枠拡大については、ネット経由の音楽や動画のサービスは、従来のCDやDVDに比べて格安なので、みなさん「ライブエンタメ」に高額出費しているのですかね・・・
私もFIRE後に「ライブエンタメ」を試行錯誤しているのですが、先日、横浜の「Kアリーナ」のライブで思ったのは、「アーティスト」も大事だが「ロケーション」が重要、ということでした。
今回、横浜まで遠出し、帰りも駅までの行列に巻き込まれている時、つくづく「私は混雑が嫌いなのだな」と思いました。FIRE後は、特にその「ストレス」にかなり弱くなってます。
クラシックは「サントリーホール」を愛用しているのですが、ポップミュージックはいまだ決定打に欠けてます。大きな会場だと「2032年」開業予定の「築地ドーム」に期待かな・・・