大都市に住むことの特権

お金の使い方

「インプットルーティン」(菅付雅信著・ダイヤモンド社)という本を読み返していたら、

「東京、大阪といった大都市に住んでいるプロの人たちには、美術鑑賞は都市生活者の特権とも言える利点だということを強調したい。
 完成されパッケージ化された映画や音楽の鑑賞は、都市も地方も大きな差異がなくなっているが、本物の作品を見る美術鑑賞や音楽ライブの鑑賞、そして演劇の鑑賞というのは、都市における「三大文化特権」だと私は考えている。
 高い家賃の支払いに耐えながら都市に生きるプロのクリエイターにとって、都市に住む意義は、そこにクリエイティブな仕事が集まっているという職業的な理由に加えて、文化的にはそれらのライブ体験、空間体験のためにあると言ってもいい。この特権を使わない手はない。」

とありました。これクリエイターだけでなく「FIRE民」にも大事な視点かと思います。

「アート」や「ライブ」だけでなく、例えば素晴らしい「レストラン」も大都市に集積してます。料理は「瞬間芸術」とも言え「その時その場所」にいないと味わえません。

「大型書店」の集積も大都市の特徴です。蔵書数「100万冊」以上の書店が複数ある東京で、毎日のように「本屋巡り」をしている「活字中毒」の私にとっては人生に不可欠な資源です。

「オフ会」も大都市では多様な人間が集積していて、FIRE民による「平日ランチオフ会」を開催しようと思うと、テーマと人脈によりますが、比較的容易に成立します。

私は「FIRE生活」を送るなら「郊外・田舎」ではなく、圧倒的に「大都市」派ですね・・・


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