「満足できない脳」(マイケル・イースター著・東洋経済新報社)という本を読みました。
特に印象に残ったのは、
「現代人の多くは資源を簡単に手に入れられることに退屈しているのです。食べ物を探したり集めたりするのに費やす時間は、昔に比べたら少なくなり、外で過ごす時間が減りました。
私たちの社会は変化した。そこで私たち人間は、刺激のギャップを埋めたり、気を紛らわせたり慰めたりするたまに他の方法を探しているのです。
自分の求めているものが得られないとき、私たちはギャンブルしたり、オンラインで買い物したり、食べるためだけに食事をしたり、SNS漬けになったり、薬物に手を出しさえします。」
という記述と、
「お金を賭けるときや、勝ったかどうかを知るときが、ギャンブルなのではない。ギャンブルとは、カードが配られ、スロットのリールが回り、そしてダイスが投げられているときだ。」
という部分。
本によると、人間でなく動物、たとえば「ハト」の実験でもよりギャンブル性の高い行動を選ぶ傾向があり、特に孤独で刺激が少ない環境に置かれたハトに顕著だそうです。
FIREしていると、適度な(過度ではない)刺激のある環境というのは、自分で構築するしかないわけで、怠ると、ついつい株式相場やSNSなどにのめり込んでしまうケースもありえそうです。
ただ、この本で言う「欠乏ループ」という人間の脳のトラップを利用したマーケティングが横行しているそうで、そこはやはり「足るを知る」というマインドの維持が大事なのでしょうね・・・


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