神聖な価値観とFIRE

お金の使い方

「人生の大問題と正しく向き合うための認知心理学」(今井むつむ著・日経プレミアムシリーズ)という本を読んでいたら、

「多くの人は「自分は合理的に判断し、決定している」と思っているが、実は選択や意思決定は、多くの場合で最初に感情で、端的に言えば「好きか嫌いか」で判断し、その後、「論理的な理由」を後づけしているに過ぎないことがわかっている。
 この、「どのように行動するべきかの価値観」であり、「物事を単純化するためのツール」こそが「神聖な価値観」である。
 神聖な価値観に従った判断は、すばやくブレがないが、一方で、そもそもの判断は感情があるため、判断の根拠に論理性がなく、自分とは異なる意見を受け入れのは難しい。」

という記述がありました。これは確かに、と思いました。特に「相手は自分と別の価値観を持っていること」って結構忘れがちですよね・・・

FIREするとどんどんわがまま(自由)になる(記事はこちら)という傾向は否定できないところですが、それはある意味「社会性」が低くなり、「サラリーマンの典型的価値観」から乖離することを意味する場合もあります。

やはりFIREしても、自分とは異なる意見もなるべく「受け入れ」、人それぞれの価値観に対して「寛容」であり続けたいところです。これからも気をつけようっと・・・


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