「マウント」は本能

お金の使い方

日経MJ2025年4月11日に「マウント消費の経済学」著者の勝木健太氏のインタビュー記事が掲載されてました。

「マウントはいいとも悪いとも言えなくて、本能なのでどう向き合うかがが重要です。
 一方、最近は承認要求が無いことをアピールする若者も増えています。つまり人間は、マウントしたい欲求と、マウントから自由になりたいという欲求がどちらもあります。
 例えばアップルウォッチの成功は、自分は機能性・効率性を重視している人間だというアピールをしつつ、高級時計マウントからも自由になれる、という人間のマウント特性をうまく捉えたことにあると思います。
 マウントばかり取ってしまう人は、自分を卑下せずに、ここにこそ今後の人生を生き抜く鍵があると思ってほしい。普通にマウントを取ってしまう人ほど見込みがあります。
 逆に達観している人は、今後のAI時代に必要な人間としての俗物性が足りないのかもしれません。」

という内容が書かれてました。「マウント」って現代人にとっても本能だったんですね。

私のライフワークとなりつつある「道元」や「ブッダ」の研究をしていると、どんどん俗物性から離れていくのですが、このままだと私は「AI時代」に取り残されてしまうんですね・・・

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