日経新聞夕刊2024年8月21日を読んでいたら、
「景気後退時には車や高額レジャーなどから口紅のような小さなぜいたくに個人消費がシフトするという傾向を『リップスティック効果』と呼ぶ」
という記述がありました。ウォーレン・バフェットが直近化粧品会社の株を購入したことも「来たるべき米国景気のリセッションに備えているのか」という観測があるそうで、実際に日経新聞NY現地スタッフによる取材でもNYでは口紅の売れ行きが良くなっている、という報告もありました。
また同じく日経新聞朝刊2024年8月21日には、著名エコノミストのモハメド・エラリアン氏の
「年初、市場は景気後退のリスクを十分に考慮していなかった。それがここ数週間で一変した。現在、ウォール街で最も楽観的な人たちは景気後退の可能性を25%と見ており、最も悲観的な人たちは、米国は既に景気後退期に入っていると考えている」
というコメントがありました。現在の米国景気は興味深い局面にあることは間違いないようです。
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