FIRE実行2ヶ月目の金融資産状況です。足元の「円高株安」の影響も少しあり、前月比約▲100万円の1億2百万円と微減となってます。
大きな変化は、企業型確定拠出年金「約1000万円」が、2024年7月下旬にideco移管に伴う「処理待機資金」となり現金化されたことです。自分でタイミングを図ることは出来ないのですが、移管処理には1〜2ヶ月かかる模様で、その結果、全体のキャッシュ比率が90%超と更にディフェンシブな状況になってます。
さて、マーケットが久しぶりに「恐怖」側に動いてきてますね。私自身は2021年夏に、マーケットが「強欲」に行き過ぎていると判断して、キャッシュ比率80%以上のディフェンシブなポートフォリオにしてきました。ただ、マーケットは2022年に一時「恐怖」側に動きかけましたが、その後もずっと「強欲」が支配しているような状況でした。
米国消費をウォッチしていると既に低所得者はかなり厳しい状況(記事はこちら)になっていると推測され、中高所得者にそれが波及するのかどうかがポイントだと考えてました。私自身は中高所得者の旺盛な消費を支えているのは「株高」だろう、と思ってます。その「株高」の足元で一番大きな要因は「AIバブル」と考えており(記事はこちら)、今年(2024年)中にそのバブル崩壊タイミングが来る可能性があるかもしれないな、とのシナリオは考えているもの、「今」なのかは、まだ判断しかねてます。
NvidiaやAMDのAI関連チップの受注はかなり先まで既に埋まっているでしょうし、TSMCのウエハインプットも既にフルでしょう。それがキャンセルまでいくのかどうか、MicrosoftやMetaなどの大手ITがAI関連投資のアクセルをブレーキに変える判断をすることがあるのか、目が離せなくなってきてますね。結構、株安が大手ITの経営者の判断を変えたりするので、ここから数週間の米国株の動きは大いに注目したいと思います。
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