週刊現代(「雑誌」の快楽はこちら)2024年5月18・25日号を読んでいたら、脳研究者・池谷裕二氏の興味深いコメントが記載されてました。
「過去の楽しい体験の記憶が薄れていくからこそ、私たちは今目の前にある現実を新鮮に、クリアに、鮮烈に楽しめることができ、今を存分に味わえるのです。少しずつ記憶が色あせていき、昔の出来事がきちんと「過去」になるからこそ、新しい楽しみを見つける意欲や活力が湧いてくるのでしょう」
なるほど、という感じですね。年を取る(老いゆく脳)につきものの「忘却力」にも、人生に彩りを添える大切な役割があるということなんでしょうね。
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