次に「リピート」の話です。
私の場合、結婚してから、何度も同じ店に通うことで実感したのが「リピート」の効用です。
お店の人に顔を覚えられて、「常連」と認識され始めると、多くの場合、お店から「えこひいき」され始めます。お店によっては、この「えこひいき」がえげつないんですね・・・同じ店とは思えないくらい・・・
優先的な予約や、良い席の案内、といったことに加え、特別メニューの用意、その日の良い食材の良い部位の提供、料理とのマリアージュを考え抜いた良いワインや日本酒の提供、更には「え、これでこの価格!?」という良い意味の価格優遇まで・・・お店の方との人間関係が深まると多大なる「えこひいき」が発生し、効用がぐっと高まります。
また、料理やお酒の提供タイミングも、我々のペースを熟知してくれているお店では、ばっちり合わせてくれて、満足度が高くなります。
あと、特に「コロナ」を一緒に乗り越えた(コロナ期にもなるべく通った)、お店との関係はかなり深いものがありますね。
実際、そういったお店のオーナーやスタッフとは、実の両親より会う頻度も多く、家族とは言わないまでも、大事な友人のような関係になってます。よく外食好きの方が、「お店」に通うというより「人」に会いにいってる、と述べられてますが、その通りだな、と思います。
また、テレビ朝日放送で「食彩の王国」という番組があり、毎週一つの食材をテーマに料理人と生産者にフォーカスして放送しているのですが、事前に相談して、その食材をテーマに料理を作ってもらうこともあります。
番組を見たあと、お店に行き、そのテーマだった食材の料理とそれに合うお酒を提供してもらう、というなんとも贅沢な時間を過ごすわけです。これは初めてのお店では難しいことですね。
「外食」が好きだけど、常連と言える店は少ないという方は、ぜひリピートを意識し、お店との関係を深めると、新しい効用が見えてくると思います。どうせなら「えこひいき」される人生の方が楽しいですよね(笑)
にほんブログ村