ついに上司に退職願を渡しました・・・
会議室を確保し、上司に用意していた退職願を渡したのですが、上司はそれを見た瞬間、今まで見たことのないような非常に険しい表情になりました。どうも競合他社へ転職すると思ったようです。
いやー、そうではなくて、とは言ったものの、このブログに書いているようなことをいちいち説明するわけにもいかないので、「サラリーマンではなく、フリーランスでやりたいことがありまして・・・」という事前に考えていた理由を伝えました(一応このブログにも広告を貼り付けてるので、「フリーランスでWEB関係の仕事をしている」にはなるかなと考えました苦笑)。
そうすると、今度はしばらくポカーンとされてました。
しばらく沈黙が続いたあと、「なら、この退職願に書いてある退職希望日は融通がきくよね」という、論理展開になり、それは事前に予想していたので「あくまでその日は希望ですので応相談です」と大人な返事をしておきました。
その後は、用意していた私の担当業務一覧を眺めながら、引き継ぎについてえんえんと議論(切り替え早い!笑)。この業務は誰に引き継ぐと良いと思うか?(それを私に聞かないでほしいが・・・)等、色々質問を受けながら、具体的な引き継ぎ業務の内容について説明して終わりました。
結局、退職願と担当業務一覧は、受け取ってくれたので、退職日の調整を残して、円満に退職出来そうです。
で、心境ですが、「こんなものか」という感じでした。お互い本音で話したとは思えませんが、上司の論理は、競合他社への転職でなければ、自分の責任問題にならない、という程度のことなんでしょうね。
40代の10年間で、組織に何かを期待することはあまり無くなりましたが、組織の論理と個人の人生を混ぜない方が良いな、とあらためて思いました。サラリーマンは仕事との距離感が大事ですね。
という感じでしたが、会社の帰りに行きつけの店で、好きな定食を食べたのですが、それがいつもより美味しく感じました。心の奥では、ほっとしたのかな。