お金の使い方

退屈と興奮、静かな生活

バートランド・ラッセルの「幸福論」の「退屈と興奮」の章を読み返していたら、ラッセルは、幸福にはある程度の「退屈」を良しとし、「興奮」を悪しきものとしながらも、 「私は、興奮に対する異議を極端に唱えるつもりはない。一定の量の興奮は健康によい。...
お金の使い方

幸福は、己れ自ら作るものであって、それ以外の幸福はない

図書館で借りた本を読んでいたら、ロシアの文豪トルストイの、 「幸福は、己れ自ら作るものであって、それ以外の幸福はない」 というフレーズに出会いました。なるほど・・・ そのフレーズを調べていたら、同じくトルストイの、 「誰もが世界を変えたいと...
お金の使い方

現代人は幸福から遠ざかっている

社会学者ジグムント・バウマンは、1980年代以降に社会が「リキッド・モダニティ(液状化した近代社会)」に突入し、様々な従来の秩序が崩れ、人々が幸福を手に入れるのが難しくなっていると指摘しています。 確かに日本社会もそのあたりで、バブル経済崩...
お金の使い方

暮らしのリズムをデザインする

「50歳からはこんなふうに」(松浦弥太郎著・ディスカバー)を読んでいたら、 「心身のコンディションが最も快適な具合に落ち着く『暮らしのリズム(習慣)』を、自分自身でつくって定着させていく。 世間一般でいわれている『常識』や、有名な誰かがすす...
お金の増やし方

資産を消費して幸福になることが目的

日経新聞朝刊2024年10月11日の「消費あっての資産運用立国」というコラムで、 「資産運用は手段に過ぎず、資産を消費して幸福になることが目的のはずだ。投資理論でも生涯を通して消費を増やすことを資産運用の目的関数としている。日本人は消費を我...
お金の使い方

行き詰まったら「行動の量」を増やす

「50歳からはこんなふうに」(松浦弥太郎著・ディスカバー)を読んでいたら、 「『なんだか最近、うまくいってないな』と停滞するときは決まって『行動の量』が減っているとき。 人に会いに行く頻度が落ちていたり、本を読む時間や絵を観にいく時間を十分...
お金の増やし方

資産形成期は「第二の青春」?

FIREをして思ったのは、資産形成期は「第二の青春」なのかもしれないということです。 グラフは私が社会人になってから現在までの金融資産の推移ですが、やはり数字の背景に数々の思い出があります。ITバブルやリーマンショックといった暴落期の記憶が...
お金の使い方

何にいくら使ったか(2024年1-9月)

データが揃ったので、2024年1-9月に「何にいくら使ったか」をまとめてみます。 <予算(2024年10月時点)>  ※「家族」は家族関係支出の私負担分、「個人」は純粋な個人支出分です。 月額(円)家族個人合計%食100,00025,000...
お金の使い方

読書とアナログ

日経新聞夕刊2024年10月7日の丸紅会長・国分文也さんのコラムで、 「本を読むのが好きだ。歴史物やエッセイ、小説、ビジネス書などジャンルにこだわりはない。予定のない休日の昼下がり、外を眺めながら好きな音楽をかけての読書は至福の時である。 ...
お金の使い方

幸せなFIRE

最近発刊された「幸せなFIRE」(ヒトデ著・徳間書店)という本を読みました。 1万回生きたネコが、FIRE願望のある若い男性に語りかける小説風のストーリーになっていて、 FIREのエッセンスをうまく入れ込めている読みやすい本の印象を受けまし...