お金の使い方

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自分は「底辺の人間」です

「自分は「底辺の人間」です」(京都新聞取材班・講談社)という本を読みました。京アニ放火事件のルポタージュで、以前、朝日新聞取材の同様の本(記事はこちら)を読んでいたのですが、事件の地元の京都新聞の取材ということで「新たな視点」を期待して購入...
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渇愛と合理性

「渇愛ー頂き女子りりちゃん」(宇都宮直子著・小学館)という本を読みました。この手のノンフィクションは、共感はほぼできないものの、そこで描かれる「人間の多面性」が私には興味深いので、よく手に取ります。今回は歌舞伎町の「ホス狂い」で「おぢ」から...
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限りある時間をたしなむ

日経新聞朝刊2025年8月16日に30代でステージ4のがんになった谷島雄一郎さんが、「ステージ4のがんと向き合い〝防戦〟して13年。残された時間で必死に価値を生み出し残そうとしてきた。娘のためにも。でも亡くなる仲間が増えるにつれ、考えが変わ...
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二宮尊徳的価値観とFIRE

日経新聞朝刊2025年8月15日の「経済教室」で牧野邦昭・慶応義塾大学教授が、「参院選では与党が給付金、野党の多くが消費税減税を主張し、与党が過半数割れと大敗した。この結果の一つの解釈として、日本の有権者は給付金による富の再配分を目指す「大...
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戦争は人間の心がなくなる

日経新聞朝刊2025年8月14日に「戦後80年、史上最悪のインパール作戦」という記事で、「戦争の悲劇はこの地(インド・インパール)を襲い、無数の人々を恐怖に包んだ。無辜(むこ)の市民が突然、残忍な十字砲火に巻き込まれ、平穏な生活が打ち砕かれ...
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日本の社会保障と消費税不人気の背景

「日本の社会保障」(伊藤周平著・ちくま新書)という本を読みました。かなり分厚い本で、日本の社会保障の全体像の理解には役に立ったのですが、財源については、「消費税や社会保険料での負担は低所得者の相対的負担が重くなる逆進性が高く、応能負担の原則...
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末期がん「おひとりさま」でも大丈夫

「末期がん「おひとりさま」でも大丈夫」(長田昭二著・文藝春秋)という本を読みました。著者は医療関係を中心としたフリーライターで、実際、60歳で自身が末期の前立腺がんとなり、治療や生活に関する様々な経験を綴ったもので興味深く読みました。特に興...
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東京も夏のライフスタイルを考え直す時期かも

日経新聞朝刊2025年8月10日に俳優の山口智子さんが、「気温45度を超える記録的な暑さが続いた南スペイン・アンダルシア地方でこの夏を過ごした。 アンダルシアの人々はその暑さにかかわらずいつもにこやかで、それぞれの人生をとことん楽しむパワー...
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就職早々に「億ション」購入

日経新聞朝刊2025年8月6日に、「金融機関に勤める20代の男性が入社2年目に買ったのは1億円超のマンションだった。「マンションの家賃が高くてもったいない。思い切って購入した」。購入したのは都内の1LDKのマンション。5000万円超のローン...
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イオンにはときめきがない?

日経新聞朝刊2025年8月5日に、「イオンの経営哲学は「平和」だ。「平和が来ましたね」。創業者の岡田卓也氏は戦後、買い物客に涙ながら告げられて、小売業が平和の象徴と気づいた。多くの人に楽しく買い物ができる平和を満喫してほしい。」とありました...