無常(むじょう)

お金の使い方

スモンビーとFIRE

日経新聞夕刊2025年7月14日に、「歩きスマホのことを欧米圏では「スモンビー」と呼ぶ。英語の「スマートフォン」と「ゾンビ」を合わせた造語で、顔を下に向け、スマホの画面をうつろなまなざしで見つめながら歩いている人が街をさまようゾンビにそっく...
お金の増やし方

起業中毒とドーパミン

「起業中毒」(ニール・シーマン著・東洋経済社)という本を読みました。「ドーパミンの調整が大きく乱れると、物事について理性的に判断できなくなり、懸命に決断する力が失われがちになる。 リスクと報酬の認識が歪み、通常なら喜びをもたらすものが、哀し...
お金の使い方

我慢すればいいことがある?

プレジデント2025年8月1日号に養老孟司氏が、「講演なんかでお客さんを観察していると、仕事をリタイアしたあとに趣味はないし友達もいなくて、何をしたらいいかわからないような中高年の男性は最初から最後までとにかく機嫌が悪い。 「なんで年配の男...
お金の使い方

引き下げデモクラシー

日経新聞朝刊2025年7月11日に千葉大学の水島治郎教授が、「2005年に当時の小泉首相が郵政民営化の実現を唱え衆院を解散し選挙で大勝した。族議員や公務員らが既得権を得ているという不満が小泉政権への投票につながった。 また米国現政権は、リベ...
お金の増やし方

米若者「家より投資」

日経新聞朝刊2025年7月10日に、「米著名ストラテジストが「若者が手の届かない住宅購入の代わりに株や仮想通貨で将来に備えている」と分析したレポートが話題になっている。 実際に株や仮想通貨を扱う証券株指数を住宅株指数で割った比率はリーマンシ...
お金の使い方

ドイツ人の時間の使い方

「ドイツ人の時間の使い方」(松井温子著・SBクリエイティブ)という本を読みました。「長年両方の文化を見てきて、ドイツ人は「自分軸」思考、日本人は「他人軸」思考という大きな特徴があるように思う。「自分軸」というと自分勝手なエゴイズムと誤解され...
お金の使い方

財政規律と社会保障の持続性とFIRE

日経新聞朝刊2025年7月8日の「与野党の結節点」という記事に、「首相や森山、野田、安住各氏に通じるのは財政規律と社会保障の持続可能性を重んじる姿勢だ。」という一文がありました。このあたり今後の日本の行方の鍵になりそうです・・・私は平和な東...
お金の使い方

ユニクロの静かな値上げ

私は、だいたい週1回、銀座のユニクロで男性向け商品の店頭チェックをざっとしているのですが、前回いつもと違う動きがありました。男性用ジーンズの価格が「3990円」から「4990円」に値上げされていたのです。実に「+25%」という大幅な値上げで...
お金の使い方

何にいくら使ったか(2025年1-6月)

データが出揃ったので、2024年1-6月に「何にいくら使ったか」をまとめてみます。一番重視している「お金の使い方」そのものですし、FIRE後ちょうど1年経過したことで「季節性」も見えてきたので、今回は「総論」だけでなく「各論」もなるべくメモ...
お金の使い方

不完全主義と時間の使い方

「不完全主義」(オリバー・バークマン著・かんき出版)という本を読みました。「限りある時間の使い方」(記事はこちら)という、私が読んだ最近の本の中では一番「時間の使い方」の参考になった本の続編なのですが、大きなアップデートはない印象でした。「...