住宅高騰下、20代の持ち家率が最高

お金の使い方

日経新聞電子版2026年4月6日に、

「住宅価格高騰が続いた2025年、意外にも20代以下(2人以上世帯)の持ち家率が過去最高を記録した。一段の値上がりを見込み、「早く購入を」という焦りが見え隠れする。負債も増大しており、家計運営には危うさもはらむ。
 「今、購入しなければ、もっと値上がりする」。2025年秋、東京都の中古マンションを約6000万円で購入した20代共働き夫婦は話す。約50平方メートルと将来、子を持てば手狭だが、「そのときは値上がりしているはず。売って次の住まい確保の原資にする」。
 専門家は「家計調査の20代以下の2人以上世帯は既婚でかつ比較的安定して働いている層が中心。もともと住宅取得に向かいやすい層だ」と分析する。実際、1人世帯も対象に含む総務省「住宅・土地統計調査」は5年に1回だが、こちらは最新の23年まで20代以下の持ち家率は7%程度と、過去と比べて横ばいから緩やかな下落傾向。同じ20代でも既婚者と単身者では差が広がっている可能性もある。
 「現在の20代夫婦らは『早く買わないと家を持てなくなる』との一種の恐怖心をもっているようにみえる。ただ、現在の20代は『あまりお金を使わない世代』との印象を持たれがちだが、実際は賃上げが進み、共働きも一般的。インフレ下、住宅の早期取得が合理的との考え方が広がっているのかもしれない。」と別の専門家は指摘する。
 更に別の専門家は「仮に住宅価格の上昇が続き、最終的には差益を確保できるとしても、借入額も大きく、長期間にわたって家計のキャッシュフローが常に厳しいという状況に陥り、生活の満足度は高まらない懸念もある」とも指摘している。」

とありました。これはかなり意外なデータでしたが、晩婚化が進み「20代夫婦」というカテゴリーの特性が今は特殊なのかもしれませんね。実際に1人世帯の持ち家比率は増えてないようですし。

ただ、投資では「強欲」や「恐怖心」で動く大衆とは逆に相場は動くものです。ということは、不動産市場も実は「ずっと賃貸が正解だった」という未来が待っている可能性もありえる!?