最近、東京都心の「街歩き」の魔力にどんどんハマってます・・・
私の街歩きのスタイルは超アナログで、まずその日歩くエリアの「行政地図」(添付画像)の「地名」と「位置」を頭に叩き込んで、昭文社の「東京23区(でっか字)」と成美堂の「東京超詳細地図(大文字)」で、「道路名」「交差点名」「橋の名前」「大きな建物名」も事前に眺めておきます。
あとは、ひたすら歩きながら、実際の現場のイメージ・アーカイブを蓄積していきます。紙の地図もGoogleマップも情報が古いことが多く、当然、現場で当日観たものが「最新情報」になります。
また「ドトールの場所」と「快適なトイレの場所」は非常に大事なので、優先的に記憶して行きます。「ランチ」もトライ・アンド・エラーを繰り返して、自分の行きつけを増やしていきます。
そうして、イメージ・アーカイブと重要記憶が脳内に蓄積すると、自分オリジナルの「脳内Googleマップ」が出来上がります。「あれが食べたいな」とか「トイレに行きたいな」とか「コーヒーかエスプレッソが飲みたいな」と思った瞬間、脳内に超高速でルートイメージが想起されます。
そんなことを繰り返す内に、手ぶらで「非常に快適に」様々な街歩きを出来るようになりました。
東京都心3区(千代田・港・中央)はだいたい歩き尽くしつつあるので、それが終わったら周辺6区(渋谷・新宿・文京・台東・墨田・江東)を歩いてみようと思ってます。
それにしても「アド街ック天国」で、いつも泉麻人さんや山田五郎さんが非常に楽しそうに街について語るなぁ・・・と思っていたのですが、自由人である彼らは「この魔力」を若い頃から存分に堪能していたのですね・・・(なんて羨ましい・・・)。
そんなわけで憧れが「永井荷風」散人になりつつります。荷風散人が東京の街を味わい尽くしたように、私も存分に東京を歩きたいですね。学生時代以来久しぶりに「濹東綺譚」を読み返すかな。

