日経新聞朝刊2025年12月2日に、
「地球の「第二の肺」と呼ばれる広大なコンゴ熱帯雨林の破壊がアフリカ大陸に悪影響を及ぼしており、世界中で愛されるカカオ豆の生育に脅威を与えている。
研究によると、森林伐採で、西アフリカのカカオ豆生産地帯で生育に最も重要な時期の降水量が最大20%減少し、全世界の供給量の4分の3を占めるカカオ収穫に悪影響が及ぶ恐れがある。
カカオ豆高騰の波紋は全世界に広がる公算が大きい。今回の調査では、30年から50年にかけてカカオ豆価格が6倍近く上昇し、1キロあたり68.10ドルに達するとの予測が示された。
カカオ豆の輸入が世界で最も多い欧州は、値上がりによって著しい打撃を受ける見通しだ。現状の需要量だと50年までに森林消失の影響だけでEUの輸入額が年間338億ドル膨らむ計算になる。」
コンゴ熱帯雨林破壊で、今後25年でカカオ豆に6倍近く価格上昇リスクがあるのですか・・・このままだと昨今高騰しているチョコレート価格に更に甚大なダメージを与えることになりそうです。
それにしても欧州では「年5兆円規模」の値上がりとは(苦笑)・・・欧州の人は本当にチョコレート好きですよね。私も東京で美味しいチョコレートを探していると大体欧州製に行き着きます。
とは言え、日本製も頑張っていて、色々試した中では明治のビターチョコレート「チョコレート効果72%」のバランスが素晴らしく秀逸で、我が家では「定番」になりつつあります。
その結果「チョコレート効果72%」をベースに、スイスの「Läderach(レダラッハ)」やイタリアの「Venchi(ヴェンキ)」で様々なチョコレートを量り売りで買うというのに最近ハマってます。
そんな「チョコレートライフ」もいつまで続けられるのだろうか・・・
