日経新聞朝刊2025年11月7日にサッカー選手の三浦知良氏が、
「「今の若いやつは昔とは違う」というけど、「若いやつら」は昔も今もさほど変わっておらず、変わったようにみえるのは「あなた」が変わったからです。
年齢を重ねるとつい「常識」をわきまえてしまう。こうでなきゃいけない、ああでないとダメ。固定観念でがんじがらめだ。そして行き着く先はありきたりのベテラン。
過去は実態以上に輝いてみえるんだろう。「あの頃は」と美化され、世界中でこだまのように唱えられそうだ。懐かしむことはいい。でも大事なのは、今。過去がまぶしくとも、立ち止まらず超えていかないとね。」
と書いてました。
昔読んだ本に、1088年に創設された世界最古のイタリア・ボローニャ大学の当時の学生の話が出てきたのですが、その時代でも言われてましたね「今の若やつらは・・・」と(苦笑)
私もFIRE後は、サラリーマンのように強制的に様々なタイプの人と話さなくても良くなったかわりに、意識的に様々な世代や価値観の人が集まるオフ会になるべく参加するようにしてます。
そこには20代30代の若い方もいますが、結構世代の違いを感じることも多く、面白いです。特に印象的なのは「アルコールの飲み方の違い」ですかね。
50代の私に近い人は、オフ会でもアルコール飲量も多く、集団で賑やかな飲み方をするタイプが多いのですが、20代30代の方は飲量も少なく、それぞれのペースで静かに飲んでるイメージです。
あと暗号資産だけでFIREした30代の人とか、我々世代にはほぼいないタイプの方にお会いすることもあります。そういう時は時代の違いを感じますね。
私自身は特に過去を美化することはない方だとは思っているのですが、デフレ時代の東京は色々なモノやサービスがとても安かったのだな、と最近実感することが多いです。
特にフレンチ・イタリアンやホテル・バーなどのラグジュアリーゾーン価格が暴騰していて、そういうデートが好きな異性と付き合う若い人は大変だろうなぁ・・・とは思いますかね。

