日経MJ2025年10月22日に「卒タワマンで建て売り2億円」という特集で、
「販売価格が2億円を超える建て売り戸建てが好調だ。注文住宅と違って打ち合わせの必要がない点がタイパを重視するパワーカップルなどのアッパーミドルを引き寄せている。
憧れのタワマンが「高く・狭く」なる中、床面積や設備、維持費、子育て環境などを踏まえた「合理的な選択肢」となってきた。」
とありました。広めの都心マンション価格が高騰しすぎていることも背景にあるようです。
都心マンションで含み益を抱えた子育て層が、面積も広く割安な一戸建てにシフトしているのは分かるとして、「2〜3億円の建て売り」をポンと買える人が増加しているとはなかなかすごい・・・
また「都内のマンションは駐車場も争奪戦となっており、特にタワマンでは子育て世帯に人気のミニバンをはじめとした「ハイルーフ車」の駐車場は数年待ちの場合もある。建て売りの場合、家から出てすぐに車に乗れるという点も魅力となっている」という理由もあるそうです。
初めて東京でマイホームを買いたい若い人には、ますます受難の時代になりつつありますね・・・

