日経新聞夕刊2025年7月14日に、
「歩きスマホのことを欧米圏では「スモンビー」と呼ぶ。英語の「スマートフォン」と「ゾンビ」を合わせた造語で、顔を下に向け、スマホの画面をうつろなまなざしで見つめながら歩いている人が街をさまようゾンビにそっくりなことから、皮肉を込めてそう呼ばれている。
この言葉が欧州で広まったのは10年以上前だが、足元しか見ないゾンビを倒す同名のボードゲームが生まれるなど、すっかり定着している。
スモンビーは独りの世界にこもり、周囲が見えなくなるのでとても危険だ。東京消防庁によると、20年から24年までの5年間で「歩きスマホなどにかかわる事故」によって143人が管内で救急搬送されていると報告している。」
とありました。とても危険ですよね、「歩きスマホ」・・・
私はFIRE後に東京都心の様々な街を歩く機会が多いのですが、どの場所でも非常に多く「歩きスマホ」の人に遭遇します。男女問わず多く、歩く方向が予測不能な為、避けるのにも苦労します。
またワイヤレスイヤホンをしているケースも多く、ちらりと見える画面はスマホゲームの比率が高いです。もはやビジュアルとオーディオは完全に外界から遮断されている感じです。
思い返すと、私もサラリーマン時代、イヤホンをして通勤してました。スマホを見る回数も多く、おそらく通勤や仕事のストレスを低減するために、そのような行動をとっていたのだと思います。
FIRE後は「歩きスマホ」はほぼ皆無で、街中でイヤホンで音楽を聴くことも無くなりました。おかげで街の様子や行き交う人々をよく観察するようになり、季節の変化に敏感になりました。
きっと「歩きスマホ」の多さは、現代社会のストレスの多さと比例しているんでしょうね・・・

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