日経新聞朝刊2025年7月1日に日本取引所グループ元CEOの斉藤惇氏が、
「バブルは破裂を繰り返す。戦争は同じ世代で同じような戦争を繰り返すことは歴史的にほとんどない。大変な犠牲者が出た戦争の次は、それを経験した方々が消えた後で起こる。一番怖いのは悲惨な歴史の声が消えた時だ。」
とコメントしてました。
確かに日本でも太平洋戦争(第二次世界大戦)の経験者はみなさん「戦争だけは絶対ダメだ」と声を揃えますよね・・・そんな戦争終結から80年経ち、経験者の数はどんどん少なくなってます。
直近でアメリカが経験した悲惨な戦争といえばベトナム戦争でしょうか。その終戦からも50年経過してます。こちらも経験者は少なくなっているのでしょう。
経済的な直近の悲惨な歴史と言えばやはりリーマン・ショックですかね。こちらからは17年経ちました。市場はあまりに変化が激しく、実際に経験した私もだんだんと記憶が薄れてます。
こう考えると「悲惨な歴史の声が消えた時」に「2025年」が当てはまる可能性もありそうです。地政学リスク(戦争)と経済リスク(バブル崩壊)には敏感になるべきかもしれません・・・

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