食料インフレがきつい

お金の使い方

総務省が発表した最新(25年5月)の消費者物価指数は前年比「+3.7%」と加速しました。少し嫌な水準の数字になってます。いくつかのニュースソースをまとめると、

「食料(生鮮食品除く)は前年比+7.7%(!)と+0.7%の大幅加速、特にコメが+101.7%(前年比2倍超!)、コーヒー豆が+28.2%、チョコレートが+27.1%などが目立つ。
 一方、生鮮食品はキャベツが▲39.2%と大幅下落し、ブロッコリー、ネギの価格も下がった。
 エネルギー価格は政府の電気・ガス代補助の終了を受けた値上げの影響で+8.1%上がったものの、4月(9.3%)よりは減速している。また25年7〜9月は再び政府補助が予定されている。
 その他ではサービスが+1.4%となり、特に外食は+4.4%と24年6月を底に右肩上がりの状況。
 今後について、ニッセイ基礎研究所は「消費者物価指数はエネルギー価格の上昇率低下を主因として25年8月に3%を割り込んだ後、年内は2%台の推移が続くと予想している」としている。」

という感じでした。やはり食料インフレが前年比約+8%ときつくて、コメはよく報道されてますが、コーヒーやチョコレートもかなり高い水準ですね。

私個人もコーヒーとチョコレートは午後自宅で過ごす際の必需品になっているのですが、イオンやアマゾンなど大手小売でも単純な大幅値上げが頻発していてうまく避けられず苦戦してます・・・

今後については「8月に+3%を割り込んだ後、年内は+2%台」というニッセイ基礎研究所の予測が実現するなら、少しはインフレも緩和傾向になるということになります。

食料インフレは庶民感情を大きく左右するので、まずはコメ、その他食品もなるべく早く落ち着かせるのが、政治の不安定化を避ける鍵になりそうです。政府・日銀には頑張ってもらいたい・・・

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