Bloombergが2025年6月19日に
「大多数の世帯が倹約を迫られる中、富裕層は景気後退への懸念を意に介さず、消費を継続している。年収25万ドル超の上位10%の世帯が、米国全体の消費の約半分を占める。
そうした富裕層をターゲットに、JPモルガン・チェースは高級クレジットカードの年会費を45%引き上げ、795ドル(約11万5000円)とした。アメックスもプラチナカードの年会費大幅値上げを計画している。
年会費が高額でも、空港ラウンジの利用や人気コンサート・試合の先行予約、予約困難なレストランへのアクセスなどの特典が付帯するため、富裕層にとっては価値ある出費だとみなされている。また、専門家によるとこれらのカードには旅行関連のポイントや特典も付帯しており、その価値が年会費を上回ることもあるという。
カード会社は近年、ローン金利や延滞料はあまり払わないが安定した収入をもたらす富裕層に軸足を移している。富裕層は延滞せず日常的に高額を消費する。消費額の一部は決済処理手数料としてカード会社の収入になる。また、富裕層はデフォルト(債務不履行)の可能性も低い。」
という記事を載せてました。それにしても米上位10%の消費シェア拡大は顕著ですね。
色々環境変化があった直近でも、米富裕層は高額消費を継続し、高額化するクレカ年会費も厭わない状況なのですね・・・
ここ数十年で米国はかなり格差が広がってますが、最近日本でも年会費が高額なクレカが増えている印象です。やはり日本の富裕層も別世界になりつつあるのでしょうかね。
結局は、現在の大きな株高・資産高のトレンドがいつまで続くかなのでしょうが、これ以上格差が広がり社会の分断が進むと治安が悪くなり生活しにくくなる可能性もあるのでほどほどで・・・

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