週刊文春2025年6月12日号にサイバーエージェントの藤田晋社長が、
「私が麻雀から学んだ一番のことは「配牌は平等ではない」ということだ。
例えば将棋は、平等な状況からスタートして自力を競い合う。一方で、麻雀は最初の配牌からいきなり不平等だ。
その後も、様々な理不尽なことが起こり、他人から邪魔もされる。しかし、その現実を受け入れて、結果を求めて腹を括って戦うしかないのが麻雀だ。
現実社会は、特にビジネスの世界は、将棋より麻雀に近いのではないだろうか。」
というようなことを書かれてました。確かにそうですね。
私はあまりゲームに関心が無いのですが、麻雀だけは昔から魅力を感じてます。中学生の頃は阿佐田哲也の「Aクラス麻雀」が愛読書でした。そこでは「運」について真髄が書かれてました。
現在のスポーツ麻雀の世界は確率思考が重要視されている、と聞きます。しかし、やはり運の影響力等は大きく残っているのでしょう。麻雀は依然現実世界に近いゲームと言えそうです。
そう考えると、FIRE実現の為の「資産形成」も理不尽なことが結構起こります。それでも確率を高めながら運が味方につくのを待つ、ことが大事なのは麻雀に近いのかもしれませんね。

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