日経新聞に証券アナリストが、
「ゲーム・音楽・アニメなどのエンタメは支払うコストに対して楽しめる時間や回数が多く、旅行や外食などに比べて耐性が高い。」
とコメントしていていました。これFIRE生活にも結構大事なポイントだと思います。
私はエンタメを「本・雑誌・新聞・音楽・映画ドラマ・スポーツ・ライブ・アート・マンガ・アニメ・ゲーム」と広めに解釈してカテゴライズしてます。
ここ30年くらいそのエンタメの一部でインターネットによる価格破壊が進んでます。例えば音楽はかつてレコードやCDを買って聴くものでしたが、今ではApple Musicなら月900円(年10800円)で聴き放題です。私の学生時代には信じられない環境になってます。
映画・ドラマもNetflixだと月890円、AmazonPrimeで月492円(年5900円)でとても全部観ることは不可能な選択肢が提供されています。雑誌も楽天マガジンで月458円(年5500円)で大量に読むことが可能になってます。
そうなると「時間の使い方」がとても大切になってきます。時間の有限性がより強調されるわけです。旅行や外食は実行すると決めてしまえばその所要時間もほぼ確定となり、あとはいかに楽しむかということに集中すれば良いと思います。エンタメでもライブや映画館での映画鑑賞は同様だと思います。
一方、インターネット経由のサブスクリプション系のサービスは、膨大な選択肢の中から選べ、消費時間も無限に増大してきます。これらの「エンタメの最適化」が実現できるかが、FIRE生活においても効用最大化の大きな鍵になるのだろうと私は思ってます。
私の場合、まず「マンガ・アニメ・ゲーム」を選択肢から外しました。これらは刺激が強く時間をとても早く消費するのですが、私自身の個人的経験ではその後残るものが読書などに比べて少ないと感じてました。その為、今の生活では「マンガ・アニメ・ゲーム」とはほぼ接触してません。
一方、映画・ドラマなどの動画配信はNetflixとAmazonPrimeを契約してます。あとは欧州サッカーを観るためにWOWOW(CLパック月1208円/年14500円)を契約したのですが、そこまででお腹いっぱいな状態です。映画をさらに観る為にU-NEXT(月2189円)を検討はしてますが、未契約のままです。
また、本は読みたいなと思ったら殆ど値段を見ずにどんどん買ってます。積読も若干ありますが、読書はなるべく優先して時間を割り当ててます。雑誌は楽天マガジンで興味を持った雑誌をざっと流し読みしており、読み方のコツをだいぶ掴みました。新聞は日経朝刊は紙で購読して、ドトールで1時間くらいかけてじっくり読んでます。夕刊と日経MJはiPadでざっとチェックしてます。
こうしてなるべく選択と集中を進めているのですが、全体としては正直、圧倒的に「時間が足りない」というのが本音だったりします。どのサービスも外食や旅行に比べればかなり安価なので、やはり「お金」ではなく「時間」が最も貴重なリソースということなのでしょうね。
これからもエンタメ関連の新しいサービスはどんどん生まれてくるのでしょうから「エンタメの最適化」にも終わりが無さそうです。エンタメについても「何にどのくらい時間を使うか」を強く意識しないとあっという間に時間は過ぎ去りそうなので、しっかり考え抜こうと思います。

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