日経新聞土曜版2025年4月12日に、東京都在住・40代・男性が、
「週末の過ごし方に悩んでます。様々な計画を立てますが、全然こなせず、イライラを募らせて終わってしまいます。週末がやってくるのが憂鬱に思うほどです。」
という悩みを投稿し、著述家の湯山玲子さんが、
「タイパという言葉があるように、時間を有効に使わなければ人生を棒に振る、という脅迫観念は多くの人が感じています。
ですが、有意義な時間を過ごすというのは、自分自身の生き方や欲望とかかわってくる。それは人それぞれです。相談者はそこが抜け落ちている。
自分がやりたいこと、挑戦したいこと、面白そうなことなど自分の心が躍動して生きてて良かったなと思えること、そうした自分が好きなことを明確にすることは、人生を充実させる重要ポイントです。
ですが、多くの人がそれを見つけられていない。自分と向き合うよりも、みんながやっていたり、常識的な事柄でなんとなく過ごしているからです。相談者もその類なのでしょう。
まず、40代の自分と向き合って「自分は何をしたら面白いと感じ、良い気分になるのか」を明確にしてください。
考えてもわからないならば、様々な場所に足を運び、多くの経験をすることで自然とあぶりだされてくると思います。」
と回答してました。月曜日が憂鬱というのは私もサラリーマン時代に感じてましたが、逆に週末が憂鬱というパターンもあるんですね・・・
たしかに「みんながやってたり、常識的な事柄でなんとく時間を過ごす」というのは、サラリーマンに多い現象なのかもしれません。
「サラリーマン脳」(すべてに受動的)という言葉があるように、サラリーマンをしていると長く自分の心の声を抑え込み続け、気づいたら40代や50代という人もいるのでしょう。
時間という資源の貴重さを思うとあまりにもったいないな、と思います。早く自分と向き合っておかないと、あっという間に人生は終わってしまうと思いますね・・・

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