自分の身体感覚とFIRE

お金の使い方

日経新聞朝刊2025年4月5日に精神科医の大野裕氏が、

「私に講演を頼んできたある霞が関の省庁の人が、その人自身も精神的不調になり、仕事を休んだ経験があることを打ち明けてくれた。
 幸いにもその人はしばらく仕事から離れることで心身の状態が回復した。その人は仕事復帰後、休日に仲間を誘って田んぼに出かけるという。
 自然の中にいると、仕事を忘れて素の自分に戻ることができるという。仕事に追われていると、いつの間にか仕事が主役になってしまっている。
 しかし、仕事から離れて自然の中にいると、自分が主役の座を取り戻すことができる。はだしで田んぼに入ると、それだけで生きているという感覚になるという。
 仲間と一緒に自然の中にいることで、ギスギスした関係が柔らかい関係に変わってくる。自分の身体の感覚や、他人と一緒にいる感覚を取り戻すと、心は元気になる。」

と書かれてました。「いつの間にか仕事が主役になる」は過去の自分にも多々ありました。

もちろん、この公務員の方のように「自然」に触れることで、自分を取り戻すことも良いと思いますが、「FIRE」もおすすめです。

仕事に追われることが無くなると、自分の心や身体の声がよく聞こえるようになります。何が自分にとって快適なのか幸福なのかが徐々にはっきりしてくるように感じてます。

それは自然の中でなく都会でも十分実現できるので、「FIRE」は日常において「自分」を取り戻す有効な手段になると思います。

多くのFIRE経験者から「自分の人生を取り戻した感覚」というフレーズを聞いたり読んだりしてたのですが、そのことを今、私も実感してます。

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