日経新聞朝刊2025年3月23日にメディア史研究者の佐藤卓己氏が、
「私は現代世界を巡る状況を情報社会ではなく、情動社会と呼んでいる。
真か偽かを議論すべき情報ではなく、快か不快かを判断する情動によって社会が動いていく。
これはフランス革命以後の言論の自由を巡る議論で前提になっていた人文的な価値観とは真逆のものだ。
ただ、情動社会は情報社会よりも平等だといえる。情報が動かす社会では、個人の表現力やコミュニケーション能力の格差がものをいった。アルゴリズムの結果として出てくるお薦めに従ってボタンを押すだけになれば、そこに格差は生じないだろう。
世間ではAIが人間に近づく未来を描く人が多いようだが、私はむしろ人間がAI化していく可能性が高いと思う。そのほうが楽な道だからだ。」
とコメントしてました。
たしかにX等のSNSを眺めていると「情動社会」というのも理解できますね・・・
やはり「快か不快か」よりも「自分の頭で考えて物事を判断していく」ということを日々積み重ねていくことが、現代でも大事なことになるのでしょうね・・・

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