図書館で借りた本で、医者がベテランの看護師に理想の家族の看取りを聞いたところ、
「そうですねえ、ガンで、先は見えていて、あんまり急でもなくて、くらいがいいですかね。
それで私は、十分看病して尽くしたのだけれど、体力的にまだ余力があって、『あなた、私をおいて死なないで』って、泣けるタイミングで逝ってほしいですよねえ。
患者さんがなかなか亡くならなくて家族がヘトヘトになるのは、見ていても辛いですから。」
と話したという記述が載ってました。
私も、75歳までの林住期は元気に歩いて暮らしたいですが、それ以降は「理想の死へ向けての旅立ちの期間(遊行期)」にしたいと思ってます。
75歳以降に、ガンになり、最後まで意識が比較的はっきりしていて、痛みはオピオイド等でコントロールして、家族がヘトヘトになる前にちゃんと死ねたら、それは「理想の死」かも・・・(そううまくはいかないでしょうけど)

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