せっかちな消費者と「即時配送」

お金の使い方

日経新聞朝刊2025年2月15日に、中国小売大手の幹部が、

「中国では注文から30分〜1時間程度で消費者に届ける「即時配送」市場が拡大している。
 背景には、運営方式の進化と消費者の変化の2つの要因がある。
 1つは、店舗ではなく小型倉庫を供給拠点として活用することで顧客体験を進化させることが出来たこと。もう1つは、即時配送を頻繁に使う消費者の層が徐々に蓄積されていることだ。
 中国の若者は今、昼間よりも夜間に購買意欲が強まる傾向がある。消費者が遅くに帰宅してから必要なものがあることに気付き注文しているからだろう。
 我々は消費者を24時間満足させられる。」

とコメントしてました。

記事によると「対象商品は日用品や生鮮品など様々で、配送料を含めた支払総額は実店舗より安くなる時がある」とのことで、価格競争力もあるようです。

また「中国の若者は手ぶらで旅行に出かけ、使い切りの下着やタオルを即時配送サービスを使ってホテルで受け取る」現象も発生しているとのこと。

私は、Amazonの翌日配送でも便利だなと思っていますが、中国の消費者は更にせっかちになっているのですね・・・日本でも流行するかどうか・・・人手不足だから無理かな・・・

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