NHKニュースで「2024年のスーパー売上金額が前年比+2.7%増となったものの、購入点数は減っている」という報道があり、その中で日本チェーンストア協会の理事が、
「メーカーにしても小売りにしても、客が購入できる価格には相場観があり、これ以上の値上げは難しくなっている。物価を上回る賃金上昇がないと消費は厳しい状況が続く。」
とコメントしてました。私は、この「消費者相場観の修正」がはたして今後の日本でいつ起こるのか、どのように起こるのか、それとも起きないのか、とても興味があります。
個人的には、最近「ラグジュアリー領域」(高級ホテルの宿泊代や高級レストランの食事代等)の値上げに衝撃を受けていて、それは世界的な株高が背景にあるのだろうな、とは思ってます。
一方、生活に身近なスーパーなどが同じようにインフレすると、株をあまり持たない消費者は本当に耐えられるのか・・・
協会の理事が言うような「物価を上回る賃金(年金)上昇」が日本の40代50代事務職や年金受給者に起こるとは思えないし・・・どうなるんでしょうね・・・アメリカみたいに二極化?

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