厳しい40代50代事務職

お金の使い方

日経新聞朝刊2025年1月20日に、

「日本では、様々な職種で人手不足が広がる中、『事務職』は2024年11月時点で、求人13.3万人に対し、求職30.5万人と大幅な『人余り』となっている。」

とありました。経済学的には、様々な現象は「需給」で説明できるわけで、日本では「事務職」、特に人口の多い「40代50代事務職」は、大幅な供給過剰が未だ続いているということはよく理解しておかないといけないと思います。

私は就職氷河期世代でしたが、大学新卒の時に、当時就職人気ランキングトップクラスだった大手企業に「事務職(総合職)」として就職出来ました。これがどれほど幸運だったのか、今となっては理解できますが、それでも90年代も終わり2000年代が始まるころからリストラの嵐が吹き始めました。

その結果、多くの人が30代までは右肩上がりだった給料も、40代から一部出世組以外は怪しくなってきます。50代になってもその状況が変わらない中、日本でも、遂にインフレの時代が始まりました。まさに受難の世代ですよね・・・

結局、私はFIREを選んで、日本では構造的に供給過剰の「40代50代事務職」の群れからは脱出しましたが、サラリーマンを続けていたら、50代もしんどい状況に陥っていたんだろうな・・・それとも歯を食いしばって出世を遂げ、自力で給料右肩上がりを実現していたのだろうか・・・(苦笑)

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