吾唯足知(われただ足るを知る)

お金の使い方

図書館で借りた曹洞宗僧侶(禅僧)の本を読んでいたら、

「知足の人は地上に臥すといえども、安楽なりとす。不知足の者は、天堂に処すといえども、また意にかなわず、富めりといえどもしかも貧し」
(足ることを知っている人は、地面に寝るような暮らしをしていても、心は安らかで幸せを感じている。足ることを知らない者は、天にある御殿のようなところに住んでいても、思いが満たされるということがない。足ることを知らない者は、どんなに裕福であっても心は貧しい)

という一文に出会いました。

「人間の欲望というものは、たとえヒマラヤの山を黄金に変えたところで、満たされることはない」という釈迦の言葉も同じ本に紹介されてましたが、大事ですよね、「足るを知る」・・・

私は、自分にとっての「幸せな生活」を『「人生を楽しむ」と「足るを知る」の両立を実現すること』と定義しているのですが(記事はこちら)、「人生を楽しむ」の方は既に十分楽しいFIRE生活なので、もう一つの忘れがちな「足るを知る」も日々意識するようにしたいと思います。

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