家計簿カテゴリについてのコツは、出来る限りカテゴリ数を少なくすること、「その他」を作らないことかと思います。
「その他」を作ってしまうと、「お金を何にいくら使うか考え抜く」ことをしても「その他」によってあいまいさが残り、すっきり・はっきりしないからです。
大事なのは、「全ての支出」を自分が決めた「家計簿カテゴリ」のどれかに分類することです。
また、私がたどり着いた「衣・食・住・娯楽」のように、なるべく用語を一般化・普遍化しながらも、自分にとって意味があり、覚えやすくしておくことも大事なことかもしれません。
このあたり自分がしっくりくるまでひたすら試行錯誤ですかね。
また、「家計簿アプリ」(マネーフォワードME)では、クレジットカード支出などは自動的に連携しデータ取得してくれますが、「現金支出」は手入力が必要です。
これはかなり心理的抵抗が大きかったのですが、私は2022年(48歳)から「現金支出」も明細を記録し始めました。実際は、慣れてしまうと大したことではなかったです。
もちろん、なるべくキャッシュレスにして、現金支出を少なくしておく方が楽です。
こうして、家計簿カテゴリの最適化と、現金支出の記録を開始することで、「その他」が無くなり、自分にとっての「支出解像度100%」が実現します。
そして「支出解像度100%」になった支出データを、定期的に家計簿アプリ(マネーフォワードME)からデータダウンロードし、「表計算ソフト」(Microsoft Excel)でタテ・ヨコ・ナナメに分析します。
そうすると、もはや「自分はどのような価値観を持ち、お金を何にいくら使っていて、どんな効用を得ているのか」がはっきりしない方がおかしい状況になります。
その検証をもとに「効用の最大化」の為の「お金の使い方」を探り続けるわけです。ただ、やり過ぎる必要はなく、ある程度の部分で「足るを知る」も大事です。
「人生を楽しむ」や「足るを知る」はマインドやメンタルの要素が大きいですが、「お金を何にいくら使うか考え抜く」はデータとロジックが通用する世界です。
「支出解像度100%」はトライする価値が大いにある、と私は思います。
では、自分の「お金の使い方」に関する価値観は結局どのようなものだったのでしょうか?
私の場合、「食>娯楽>衣>住」だということが、はっきりしました。
次に実際の支出額推移を見ていきたいと思います。
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