アンドラーシュ・シフ「フーガの技法」

お金の使い方

東京赤坂のサントリーホールでアンドラーシュ・シフのバッハ「フーガの技法」を聴いてきました。重厚さの中に優しさや慈しみのあるとても美しい演奏でした。大変素晴らしかった。

世界的なピアニストであるアンドラーシュ・シフは、バッハの遺作である「フーガの技法」を70歳になったら弾きたいとずっと語っており、日本では一晩だけサントリーホールで実現しました。

当然チケットは争奪戦でしたが、FIRE民であることの利点も活かしてなんとか確保できました。バッハの断筆である音符で突然曲は終わるのですが、その後しばらく会場に静寂が包みました。

バッハという天才が人生の最後に辿り着いた領域に、現代のピアノの天才であるアンドラーシュ・シフが演奏で近づくというストーリーには、なにか「人生の本質」に迫るものを感じました。

ただ、その後のアンコールが公式には「半音階的幻想曲とフーガ」「ゴルトベルク変奏曲」「平均律クラヴィーア曲集」「イタリア協奏曲」の一部とありましたが、6回に分けて演奏され、少し冗長?

あまりに美しい「フーガの技法」だったので、2023年の同じくサントリーホールでのオラフソン「ゴルドベルク変奏曲」のようにアンコール無しで終了しても、個人的には良かった気も・・・