アフォーダビリティーの時代

お金の使い方

日経新聞朝刊2026年3月30日にアーティストのスプツニ子!氏が、

「米国のリベラル派(左派)で起きている新潮流をご存じだろうか。これまで米民主党を中心とするリベラル派は、ジェンダーや人種といった属性に応じた支援をする「アイデンティティーポリティクス」に力を入れてきた。それが今「アフォーダビリティー」重視へと転換しようとしている。
 アフォーダビリティーは、暮らしに必要なものに手が届くかどうかという意味で使われる。なぜアフォーダビリティーが前面に出されるようになったのだろう。背景は様々だが、一つには格差が大きくなりすぎたことがあると思う。
 生活に苦しむ人が増え、米民主党が訴える「多様性の尊重」といった社会正義より、「キッチン・テーブル・イシュー」と呼ばれる暮らしの問題の方が共感されるようになった。若い世代ではすでに多様性は前提になっている面もあると思う。」

と書いてました。

リベラル派の庶民に「余裕」が無くなり、富裕層が上から目線で「多様性重視」と語ることに共感が得られなくなったのですかね。「生活の方が大事」というのは当たり前と言えば当たり前です。

ただ「アフォーダビリティー(価格の手頃さ)」の最大の敵は「インフレ」ですが、今の政治情勢はむしろインフレを加速させつつあります。その場合、アメリカの庶民はどうするのだろう?