日経新聞朝刊2026年3月23日に確定拠出年金アナリストの大江加代さんが、
「現在、90歳を超えた母の遠距離介護に直面している私は、世代という軸と、空間という軸を超えたコミュニケーションを求められている。そして、この場面で大いに役立っているのがデジタルツールである。
母の治療方針を決めるにあたり、中部地方に暮らす母と父、そして遠隔地にいる私、兄弟とで、週末ごとにオンラインで意見交換を重ねた。そして「検査も治療もしない」という選択に至った。
人の生死にまつわる問題であり、それぞれにさまざまな感情がある。だからこそ、対面がかなわなくても、オンラインで顔を合わせ、言葉にならない思いも含めて共有することで、理解し合えることが多い。この間は、高齢の親にも参加URLを送り、自らオンラインミーティングに参加してもらった。
文字や音声だけでなく、映像で親とコミュニケーションを取る必要性を感じたのは、10年近く前のことだ。骨折したのに知らせてくれず、正月に実家へ帰ったとき、ギプス姿を見て驚いた。
その後、父が軽い認知症になった際も、映像で父の様子を確認できることで、状況を伝える母の負担が軽くなり、私自身も安心できた。電話やメールに比べ、情報量が圧倒的に多いのである。
もう7年以上、使い方を忘れないよう、状況確認も兼ねて毎週末30分ほど、何でもない話をオンラインで続けてきた。映像越しに話していると、電話ではわざわざ話さない老夫婦の日々の困りごとが次々と出てくる。
書き留めておけば、実家に帰ったときに一気に解決できる。今どきの介護に、デジタルは不可欠だと実感している。使い方次第で、距離や世代を超えて人をつなぐ社会的インフラにもなり得る。」
と書いてました。
私もサラリーマン時代にコロナ禍を経験し、その際びっくりするくらいオンラインミーティングの機会が一気に増えました。確かに便利だけど、その利便性で会議回数が増えすぎて辟易しました。
FIREして、そういったオンラインミーティングとはほぼ縁が無くなったのですが、この記事のような使い方もあるのですね。同じような境遇になったら、参考にしたい使い方・考え方でした。

