最近、東京都心の街歩きをしている時に「マンション」を眺めることが増えているのですが、千代田区番町周辺を歩いている時に、これはすごいというマンションに出会いました。
「パークマンション千鳥ヶ淵」という三井不動産が2004年に竣工した物件で、かつて千鳥ヶ淵の名所だったフェアモントホテルの跡地に建てられてます。住所的には「九段南」ですね。
なんとも美しい物件で、最近だと駿河台の「パークコート千代田駿河台ヒルトップレジデンス」も良いなと思いましたが、それを上回る今までで最高の私好みの「立地と佇まい」でした。
私自身はマンションを買い替えるつもりは全く無いのですが、歩きながら「パークマンション千鳥ヶ淵」に住んだら、どんなライフスタイルに行き着くのだろうと妄想が膨らみました。
「どこに住むか」は人生を変えるインパクトがあるので熟慮して決めるべきですが、結局「住めば都」なので、一旦住まいを決めたらそのエリアでの生活を存分に楽しめば良いと私は思ってます。
それでも、東京都心を歩きながら「ここに住んだらどんな人生だったのだろう」と妄想するのはかなり面白くて、今回歩いた「番町」周辺はその妄想を大きく掻き立てられるエリアでした。
歩いたのは平日午前中だったのですが、今どきの東京都心で珍しく外国人観光客と全くすれ違わず(イギリス大使館前で一人職員らしき人とすれ違いましたが)、とても静かな高級住宅地でした。
歩きながらした妄想は五番町あたりの静かなマンションの一室に居を構えて、一人娘を幼稚園から雙葉に通わせ、大学は上智、就職はソニーミュージックという「番町」人生を歩ませるとか(笑)
調べると2004年当時の「パークマンション千鳥ヶ淵(64戸)」の平均価格は3億円強で、狭い物件だと7500万円程度で買えたそうです。いやはや、新築時に買えた人はとても幸運でしたね。

