図書館で借りた「老後は銀座で」(山崎剛也著・PHP文庫)という本を読んでいたら、
「老後には、自分の毎日の行動範囲に最も適した場所を生活の拠点として選ぶべきだ。自分がしようと思っていることを明確に見定め、そのために最も近いところに住居を置くのである。
自分がしようと思ったことも、実際にしてみると面白くなかったり飽きたりする。そのようなときに備えて、さまざまな活動の場が近くにあるところにするのが安全だ。
いざというときには、近くにある活動の中から新たに選ぶことができるからだ。活動の種類が多くて変化に富んでいるところは都心が一番である。
経済的その他理由で都心が無理であったら、できるだけ都心に近いところにする。それが楽しい毎日を過ごすための第一条件だ。」
とありました。私もリタイア後は「選択肢が豊富で様々な角度の刺激がある都心」派です。
私は今の都心のマンションに住んで、既に20年以上経過しているのですが、今思うとサラリーマン時代はそのポテンシャルを十分に味わってませんでした。もったいないことしました・・・
ところが、FIREして時間たっぷり毎日東京の都心を歩く生活をしていると、そのあまりの素晴らしさに驚愕します。日本で一番「ヒト・モノ・カネ」が集積しているのですから、当たり前です。
ただ問題は東京都心の住宅価格が高騰してしまい、家賃にも本格波及しそうなことですね・・・

