日経新聞朝刊2025年11月14日にニトリの直近の業績について、
「ニトリの不振の原因は客足が伸びなかったことだ。ニトリの国内既存店客数は4~9月の累計で前年同期比7%減だった。月次ベースでは10月も含めて10カ月連続で減っている。
役員は「特に購入単価の低い顧客層が大幅に減っている」と話す。ある幹部は「AmazonなどのECに流出している」と分析する。もともとECは低価格の家具に強みがあった。近年の物価高で顧客流出に拍車がかかったとみる。
今後は年間の投入商品数を従来から倍増させて巻き返す。似鳥会長は「新商品が売り場の30%を占めると顧客は新鮮味を感じ、購入につながりやすい」と話す。」
とありました。かなり「ニトリ」が小売現場で苦しんでいるようですね・・・
私は今更ながらニトリを愛用し始めていて、古くなった羽毛掛け布団の代わりに買った「ちょうど良い「温度調整」掛け布団」は「Cell Solution」という繊維技術を使っていて、特に快適でした。
しかもセミダブルで「1万円」という価格帯だったので、今後、寝具は「ニトリ」で良いのではないかと思い始めていましたが、最新の小売現場では「ニトリ離れ」が起きているのですね・・・
確かに私も週1回くらい銀座のニトリの売り場をぐるっと回るのですが、平日午前中ということを差し引いても、毎回「人」が少ないな・・・とは感じてました。飽きられている?
特に「低価格の家具(日用品も?)がアマゾンに流れている」というコメントが興味深いですね。同等品の値差がかなり大きいのかな・・・少しその角度から眺めてみようと思います。

