日経新聞朝刊2025年11月12日に、
「小売業でキャッシュレス決済の導入が広がるなか、現金決済にこだわる中小スーパーがある。決済にかかる手数料を節約し、値下げの原資に充てる。利便性は下がるものの、物価高に悩む消費者の支持は受けやすい。
ある地方スーパーでは、クレジットカードの手数料は当初の1%から3%に、QRコードは当初のゼロから2%に、それぞれ上がった。「キャッシュレスをやめて1円でも安く売る方が、店にとってもお客にとってもよいと考えた」と経営者は語る。
実行すると想定外の効果もみられた。取材に答えた40代と30代の女性は「レジの混雑が減った」と口をそろえる。3月まではクレジットカードを端末にかざす際「読み込みエラー」などが発生し、レジが滞っていた。
キャッシュレス決済の利用比率は3~4割程度だった。キャッシュレスを望むお客には不便をかけるが、4月以降の売上高や客数に大きな変化はない。手数料がなくなった分、店は利益を計算しやすくなった。」
とありました。現金のみにすると「レジの混雑が減る」というのは、意外で面白いですね。
私はキャッシュレス派ではありますが、家計簿アプリに「現金財布」を作成して現金明細も入力するように変えたのと、FIRE後は時間にゆとりがあるので「現金払い」でも特に気になりません。
神保町や日本橋あたりのランチは未だに現金のみのところが多いですね。一方、近所のイオンなんかは「セルフレジ+キャッシュレス」がデフォルトで合理性の固まり状態(?)です。
しかし、クレジットカードの手数料って、一部小売店からは「3%」も取ってるんですね・・・もちろんお店側はそれを見込んで価格設定をするのでしょうが、少し負担として重すぎるような・・・
今後、夜の店でよくある「クレジットカード払いは追加料金」みたいなことになりそう・・・

